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脳卒中後遺症後のリハビリ 諦めない 泣きながらの電話

先日、患者様から泣きながら電話があった。 『「手はもう動くことはない。リハビリ、リハビリの人生を止めて、違う生き方を見つけなさい。」と言われて、もう私どうして良いかわからない。」 2年前に脳梗塞を発症し、1年経過した頃より、「手が動くようになりたい」と、川平反復治療法、hands、その他、自費治療しているところに何箇所も行かれていた。 九州からリハビリを受けるために、上京し、あるクリニックで集中的に1ヶ月治療を受け、担当医から先ほどの結果が言い渡されてそうだった。 以前に一度、初めて診た時には、 自動運動が全く見られなかったが、促通すれば、指の伸展がしっかりと出た。 母指の伸展反応も良好であった。 「今までで一番感じる施術だった」と言っていただき、保険のリハビリを優先しながら、また、通院したいと言ってくれ、それから1ヶ月後の電話だった。 「先生、わたし、諦められない。動かないなら死にたい!」 医療人が、教科書や文献から学んできたことを「押し付ける」ことによって、 患者さんの心を殺すことがしばしばある。 「手が動かない」現在、担当したものが、手が動かすことができなかった事実や、一般的な未来予測と言うことは、理解出来る。 だけど、「リハビリリハビリの人生を止めて、違う生き方を見つけなさい」「手は絶対動きません」は、知識や価値観や技術不足の押し付けであって、今、この人の生きる意味を奪うことになっていることに、発言者は気づいているのだろうか。 良くならないと言われた方が良くなっていく現状を知らないひとも、 患者さんの心を潰さない言い方はあるよね。 わたし自身は、希望を持たせる治療と言葉を与える人でありたいと思う。 脳卒中専門 hikari整体サロン hikari


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