姿勢へ意識の向け方 〜具体例〜
- hikarilaboratory
- 2021年5月31日
- 読了時間: 3分
姿勢へ意識の向け方
~具体例~
私の場合、学生時代には軽度の側弯がある(背骨が横に曲がっている)と言われたことがあり、隠れ?猫背でもあったことから、姿勢は前後にも左右にも、問題があった。
筋肉の左右差や前後差が、必ずしも問題になるのかと言えば、そうではない。
アスリートの競技特性によって、求められる可動域も筋機能も変わってくる。
痛みや、傷害に繋がるアンバランスが問題となる。
私自身、二十歳そこそこの時に、ぎっくり腰ならぬぎっくり背中をして、寝返りも出来ないほどの激痛におそわれたことが2回あった。
あの頃は、肩こりも本当に酷くて、度々、肩を動かさないといても立ってもいられないこともあった。
目上の方にご指導を受けているにも関わらず、90分くらい経過した時に、我慢できずに肩を動かしたら、「失礼だ」と怒られてしまったいう苦い経験もある。
そういえば、いつの間にか、肩こりが気にならなくなっている。
ぎっくり背中は、重たいカバンをいつも左肩にかけて持っていたので、背中の左右のバランスが酷くなり、大きな誘因がないまま激痛が出現したと思っていたけれど、背骨が曲がるほど筋肉のアンバランスな使い方が積み重なった結果、痛みを誘発したのだと、今なら分かる。
私に子供がいたら、重たい荷物を片側ばかりに持たせないようにして、リュックの使用を促し、1日の終わりに、大の字で寝るストレッチを、どうにかこうにかして、してもらうと思う。
体の歪みから、顔もあごも歪みますしね。。
(私も相当歪んでいるので、最近、顔と下顎にもアプローチして、修正しているところです)
大分、話がそれましたが
私が意識を向けて行っているのは、
・私は座っている時に骨盤が後に倒れる傾向があるので、実際に仙骨に触れて、骨盤を前に起こすようにしている
・首が左に傾き、左に回旋しているのを正中に戻す。
・肋骨の下方が左に傾いているのを、正中に戻す。
・下部胸椎が右に回旋しているのを正中に戻す。
・左肋骨が後方回旋しているため、実際に左肋骨の下部に触れて、押し戻すようにして、正中に戻す。
・立っている時は、骨盤が前方に位置しているのを修正する。
・右下の腹横筋の収縮が弱いので、左手か左足でアシストしながら、右の骨盤と肋骨の位置を修正することにより下腹部の収縮を促す
など、その時に応じて、姿勢を意識している。
文字にすると意識を向けるのが、大変に感じるかもしれないけれど、
自身の体のクセを知ることで、どこでも、何をしていても、注意を向けるだけで、筋機能のトレーニングができる。
必要なのは、集中力だけ。
1時間にまずは3秒。
それを1日に8回。
1日24秒から、始めてみませんか。
続く。

6年前の無意識の時の私です。。。
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