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施術のポイント

施術のポイント 〜実習生時代の思い出〜 先日、神奈川臨床ハンドリング研究会で、 実技アシスタントをさせていただき、 理学療法士の たまご時代の、実習先でのあるできごとを思いだしました。 「10分あげるから治療してみ。」 リハ部長さんに3日間連続ほど、脳梗塞を発症された同一の患者さんを 見学させていただいた所に、急に投げかけられた。 「は、はい!」 と焦りながら、返事をしつつ、 チャンスをもらえことが、凄く嬉しくなって、 バランスボードを使用し、治療させていただいた。 結果は、、   撃沈。。  難易度が高く、うまく誘導することも出来ず。。 ありがとうございました。 とお礼を述べて、申し訳ないなあ。悔しいなあ。と、どうしたら良かったかなあと思っていると、、 全く同じ道具を使って、同じ方法で、部長が治療をされたところ、 立ち方と歩き方が、めっちゃ良くなってる! (なんでっ。なんでっ。)と心で叫び、 これが、徒手的に、(手を加えていたら、) “ 技術が違うんだ ” と納得出来たのですが、 その施術はその患者さんに、全く触れてなかった んです。 道具と言葉の誘導だけで。。 「なっ。」「(治療速度が)早い。 (患者さんの)反応を待たなあかん。」 この頃は、部長からいただいたアドバイスが、分かったようで分かっていなくて。。 そうなんですよね。 患者さんの反応を待つ、ってことが大事なんですよね。 反応を観る。感じる。 手のセンサーに慣れない特に若手の療法士さんは、 治療速度を3倍ゆっくりにしてみるだけで、結果が変わることがあります。 (*決して全ての治療・人にではありません。同じ反応や結果をより早く出せることは、凄く大事なことです。) 感覚が悪い人にセラピストのペースで行っても、上手くいかないときは、 受動的になっていないか、 出したい反応は明確だったかを 振り返ってみるのも一つかもしれません。 また、患者さんご自身でバランス練習するときは、 重心移動をご自身で感じるくらいゆっくり行ってみるのも一つの手です。 (そこで感じる違和感などを療法士にぶつけてみると、なお良いかもしれません。) 余談ですが、 この部長の治療に魅力を感じて、後に、こちらの病院に理学療法士として就職し、 部長の元で学べたことが、私の大きな財産となっています。 hikari整体サロン staff hikari


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