脳卒中後の 肩の痛み

脳卒中発症後の　肩の痛み　原因は？ こちらに来られる患者さんの中に、肩の痛みにも悩まされて来られる方もおられます。 「亜脱臼してるから痛いです。」 「亜脱臼が理由と説明を受けました。」 脳卒中発症後に、しばしば発生する肩の痛みですが、 亜脱臼していることが原因で、「仕方ない」ように言われ、 治療対象とならない　こともあったみたいです。 亜脱臼と肩の痛みの関係性は諸説ありますが、 亜脱臼そのものが痛みの直接的な原因ではなく、 原因そのものは他にあると考えられます。 原因の一つに、 麻痺によって筋が虚脱し、上肢の重みを支えられない状況下で、 起き上がりや寝返りなど姿勢を変える際などに、 急激な過負荷のため 筋や腱などの軟部組織（上腕二等筋腱や棘上筋など）に機械的な損傷が起こること。 他には 痙性に伴う異常筋緊張によって、 肩の運動が正常に働かないこと。 （肩甲上腕リズムの破綻） この原因もさまざま。 などなど。 他にも、中枢の特異的な痛みだと断言する前に、 本当に適切な評価をしているか、しようとしているか。 いつだって、セラピストは自身に問いかけたいものです。 「痛い」を亜脱臼のせいにして、 放っておくと、 痛みが悪化することや、 関節そのものが硬くなってしまい、 靭帯や関節包まで硬くなり、 拘縮が出来上がってしまいます。 整形の患者さんが、 「肩を痛い」を主訴にすれば、原因を探ってアプローチするように、 脳卒中発症後の患者さんの肩の痛みも 原因を探ってアプローチすることが必要。 こちらに来られた患者さんの肩の痛み、 例外なく良ります。 セラピストの皆さんは、肩の痛みを原因追求して 患者さんの苦痛を和らげていきましょ。 hikari整体サロン staff hikari 050-3701-1313 hikari.laboratory@gmail.com http://hikarilaboratory.wix.com/hikari-salon