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喜んでもらえる幸せ

喜んでもらえる幸せ 大阪で勤務していた頃に担当した患者さんについての論文が形になった。 その報告とお礼を述べたくて、患者さんに電話をした。 「やー♡出来たんかいな。や〜。嬉しいわあ。  や〜。元気なんか?もう、嬉しいなあ。」  と、元気なお声をいただき、 担当したのは、もう4年も前のことなのに、電話の中で何度も、 「あんたのおかげで歩けるようになったんや。あなたのおかげ。忘れへん。」 と言ってくれた。 この方は、急性期病院から転院してこられ、 前医より、 「骨折の癒合は困難であり、今後も荷重は出来ない。  車椅子生活がゴールであり、そのためにリハビリの継続を」 と、いうような内容の情報提供書をもらった。 70代後半の女性で、術後9週経過しており、 初めてお会いした時には、 ご自分では膝を曲げることも伸ばすことも出来ず、 膝は、45度しか曲がらなかった。 (不動の状態で関節が8週間固定されると、  不可逆的(拘縮は改善されない)、と一般的に言われている。) 歩ける可能性があると思っていること。 術後からかなり経過していることから、 拘縮(膝関節の可動域)を改善するためには、 軟部組織の滑走性を引き出すための剥離操作は、痛みを伴うであろうこと。 (操作時以外の痛みや夜間痛は出さないことを原則に。) を説明して、どうしたいか。を伺った。 「もう一度、歩きたい。」 「(生活するのに)もう少し、膝は曲がって欲しい。」 との要望より、 少し、ストイックなリハビリ生活を過ごしてもらい、 術後14週後に、 膝は90度曲がり、ご自分で動かせるようにもなり、 杖歩行で、退院となった。 「あなたに会わなんだら、  あかん言われて、もう諦めてたんや。  ホンマにありがとう。おおきに。」 今は元気に、 隣の府まで電車を乗り継ぎ、 歌舞伎を見に行ったりと、楽しんでおられるとのこと。 元気な声がとっても嬉しかった。 喜んでもらえる幸せ。 いただいてます。 hikari整体サロン staff hikari


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