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論文のきっかけ

本当はもっと痛みが少なく出来たんじゃないか。 〜論文に挑戦することになったきっかけ〜 骨折の術後より9週経過した患者さんの膝が可動域を改善した 症例報告の投稿論文が形になった。(前回ブログ) 一般的に、関節を固定し不動の状態で60日が経過すると、 関節は拘縮し、不可逆的な状態となると言われています。 拘縮した関節の可動域を改善するための 軟部組織の癒着剥離操作では、 施術中に痛みを伴った。 (この操作時以外や夜間痛はなし) 結果として、 前医にもう歩けないと言われたその患者さんは 歩いて、満足し、感謝してくれながら 退院していかれた。 だけど、痛くないに こしたことはない。ホントに。 (痛みの種類によっては、絶対に出さない方が良いです。) ある研修会の懇親会時に、尊敬する講師の先生に、 経験した症例について痛みについて、 もっと、痛みが少なく良く出来たんじゃないかと今でも考えます。 と、聞いてもらったところ、 そこから ・拘縮が完成してしまった中での改善で  痛みは伴うであろうアプローチだったこと。 ・結果として、凄く良い成績であること。 ・患者さんが良くなって喜んでくれたことが大切。 と。 「この症例について、学会発表、論文投稿をした方が良いね。  この難しい症例が、こんなに良くなったんだから、  ちゃんと皆んなに伝えなきゃだめだよ。  他にも同じことで悩んでる人がいるんだから。僕が見てあげるよ。」  と、言ってくださった。 超ご多忙な先生にも関わらず、 そして、この懇親会で、初めてお話しをしたにも関わらず、 お酒の場でのお話しが、 その後、 ホントに何度も何度も、 直接ご指導をいただき、論文を完成するにいたった。 凄く凄く忙しい中にも関わらず、 お時間いただきご指導賜り、 先生の温かい想いに触れられたことに 心から感謝の気持ちでいっぱいになります。 このご恩は、 一人一人の患者さんを 丁寧に診ていくことで、 還元していきます。 「いつも、ちゃんと患者さんを診てるから、  こういう時に僕に患者さんの話ができるんだよ。」 私にとって、患者さんと向き合うことは当たり前だけど、 日頃の私を褒めてもらえた気がして、なんだか嬉しかった。 hikari整体サロン staff hikari 050-3701-1313 hikari.laboratory@gmail.com http://hikarilaboratory.wix.com/hikari-salon


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