触診のポイント
- hikarilaboratory
- 2017年6月14日
- 読了時間: 2分
大分ご無沙汰しております。
梅雨入りしたものの、横浜ではあまり雨が降っておりません。
暑かったり、冷んやりしたり、気候の変化が激しくなっておりますが、
皆さまいかがお過ごしでしょうか。
先日(6月10日)、リハビリ看護栄養研究会さま主催にて、
脳血管障害後の肩関節のアプローチについてお話しさせていただく機会をいただいてきました。
毎回、講師のお仕事をさせていただいて感じることは
「伝えるって難しい」です。
実技で「どうやったら上手く触れますか。」という質問をいただきましたが、
一つは、機能解剖学・運動学の知識。
一つは、触診の練習。
これ、絶対です。。
筋肉でも個体差はかなりあって、筋肉が発達している人、廃用が起こっている人。発達していても全ての筋が同じように発達している訳ではなくて、萎縮した筋があったり、働きにくくなった筋があったりと、筋肉のバランスって、人によって、ホントに違います。
位置関係も解剖学書のイメージと違うことも しばしばあって、
例えば、広背筋は、猫背の人は横から見たときに、かなり下に位置していたりと一つのイメージだけでは正確に触れることは出来ません。
胸郭の形状や肩甲骨の位置関係によって、上肢を動かす運動方向が変わりますし、筋や骨など何を触れるか目的部位の深さによっても、触れ方は変わります。
運動を起こしていく際に、動かすこと を意識するのではなく、
「触れた身体から返ってくる反応を感じること」を意識することでしょうか。。
受講してくださった皆さまが、脳卒中後の麻痺に対して、
「良くしてみせる、麻痺は良くなるものだ」と、
患者さんに還元してもらえたら 嬉しい限りです。
楽しかったーと言っていただき、嬉しく感じるととともに、
私自身がもっともっと学びたい、成長したい と という
課題を沢山いただく講習会となりました。
貴重な時間を使って受講してくださった皆さま、主催のリハビリ看護栄養研究会さまに心より深謝申し上げます。
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