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痛みを治すのは、痛みを知ることから

  • hikarilaboratory
  • 2017年6月21日
  • 読了時間: 2分

先日、こちらに通ってくださっている方が、

「内出血が出来て、肩を挙げたり動かすと痛いんですよー」と。

(んー。動かして、内出血があるところ(上腕の内側部)痛くなるかな。。)

と思い、実際に動かしていただき、

「今、痛みます?内出血のある場所、どうでしょう?」

と伺ったところ、

「あれ? 痛くないな。押したら痛いんだった」と。

二人で笑い合ったのですが、

痛みって、案外、自分でよく分からないものです。(特に慢性期)

痛みに対して施術を行うとき、

問診・視診で、原因に ほぼ当たりがついています。

その予測から、触診等にて確認しアプローチしていきます。

痛みを正しく聞き出すことは、正しい評価に結びつきますし、

痛みを正確に伝えることは、良い治療を受けることにつながります。

(もちろん、セラピストが疾患や解剖学等の知識を持っていることが前提ですが。。)

いつから痛いのか、受傷機転があるのか、徐々になのか、

いつ痛みが出現するのか、安静時?運動時?どんな運動の時?どんな姿勢のとき?

痛みの種類は、ズキズキ?鈍い痛み?キリキリ?ジンジン?

痛みの範囲は、指させる程度?手の平くらい?

など、これらの問診から、痛みの部位(筋、靭帯、半月板、神経など)や

どういった力学的なストレスがかかって起こるかを予測しています。

(痛みの原因が、感覚障害や身体のイメージ障害、認知的側面なことからもありえます)

また、その人自身が、客観的に痛みと向き合うことは、痛みの感じる強さを軽減する役割も報告されています。

(主観的疼痛強度に関わる前帯状回の働きについてはいつかの機会に。。)

ただ、確認するために、痛みがある運動を繰り返し行って、

炎症を拡げ、痛みを長引かせるのはやめましょうね。

痛い、ということで、その人自身が辛いこと自体が問題ではありますが、

治癒過程の中で必要な痛み、出してはいけない痛み、まあ出してもそんなに問題にならない痛みなど、あります。

痛みがある時は、身体の声を聞いて、痛みを知ることから。

良くならない痛みは、専門家に相談してみてくださいね。

hikari整体サロン 050-3701-1313

横浜市保土ヶ谷区明神台

hikari.laboratory@gmail.com http://hikarilaboratory.wix.com/hikari-salon


 
 
 
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