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痛みの強さは、人によって違う?

痛みの主観的強度

痛みの強さは、人によって違う?

「膝が、痛くて痛くてたまらないんです!ずっとずっと痛いんです」

という人もいれば、

「ちょっと膝が痛いような気がします」

と、痛みを感じにくい人もいます。

組織損傷の状態が同じだと仮定しても、

人によって、痛みの感じ方は大きく違います。

「あの人は大げさだ」とか「痛くないでしょ」なんて言葉、聞いたことはないでしょうか。

痛みの定義として、

「実際に組織傷害に伴なったか、あるいはその可能性がある場合や、そのような傷害があると述べられる不快な知覚、あるいは情動の体験」とあります。(国際疼痛学会)

『と述べられる』不快な知覚、あるいは情動の体験…

要は、その人が痛いと思えば 痛み なんです。

物凄く血がダラダラ出ていても、痛いと感じなければ痛みではなく。。

(出血すればだいたい痛いとは思いますが。。)

痛みの強さの感じ方は、(特に慢性期)

機械的な損傷を受けたときに働く一次体性感覚野より、

不安や抑うつに関係する 前帯状回の働きが関与していると言われます。

この痛みの感じ方を改善する方法として、

痛みの主観的疼痛強度を状況のフィードバックをすることや、社会的ストレスを軽減させること、などなどがあります。

ご自身では、いつ、どのような時に痛みが出現するのか客観的に向き合ってみてください。

腰や肩や首、傷がなくても痛みがある場合、

見た目ではわからないので、家族や他の人から理解してもらえず、

痛いだけでなく、気持ちがしんどくなったりしますよね。

脳卒中後の中枢性の痛みに関しても、

『痛いのは仕方がない』

なんて言われると、不安が強まり、より一層痛く感じたりすることも。。

「痛みは徐々に和らぎますよ」

鎮痛の期待は、背外側前頭前野を活性化させ、鎮痛効果がもたらされると言われます。

(実際、中枢性の痛みと片付けられている痛みが、そうではない場合もかなり多く、他に原因があり改善することがほどんどです。痛みの原因を追求し、きちんと評価し治療することが、何といっても大事です。)

周囲の人がどんな言葉をかけてあげるかで、痛みの感じ方に変化をもたらします。

気持ちが楽になるような言葉をかけてあげられると良いですね。

*と言っても、hikari整体サロンでは、痛みに 魔法の言葉でアプローチするのではなく、痛みの原因を評価し、徒手的にアプローチすることによって改善を図っております。

hikari整体サロン staff hikari

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