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座る姿勢を変えて、健康な身体を手に入れよう①

~不良姿勢がもたらすもの~

座っている時間が長くなることで、腰の痛みや肩こり頭痛などの不調を感じる方が、増加している。

長い時間座っていると姿勢が悪くなりやすく、背骨が曲がり、顔が前に出て、前かがみの不良姿勢になる方は多い。

例えば、

前かがみの姿勢を続けると、

・胸郭の圧迫による呼吸の行いづらさ

・内臓の圧迫負荷の増大

・集中力の低下による学習効率の低下

・猫背の悪化(外見上の問題)

・痛みの発生(頭痛・肩こり・腰痛・靭帯(じんたい)損傷・椎間板ヘルニア・骨折・五十肩など)

・血行不良

・神経損傷 麻痺の出現

などのような問題に繋がっている。

あなたの今の姿勢は、これまでの積み重ねだ。

座っている姿は、立つ姿や歩く姿、他の動作にもつながり、影響を与えている。

人はそれぞれに身体の動かし方の特徴を持っていて、無意識に同じような姿勢や動きのパターンを、毎日毎日、何度も繰り返している。

あなたの日常生活、趣味や運動によって、幾度ともなく繰り返される姿勢や動作のパターンが、

ある靭帯やある筋肉、椎間板などの組織に、常態的に、頻回に、過度なストレスを与えているかもしれない。

耐えきれないストレスがかかった組織は、やがて損傷し、痛みの発生に繋がっていく。

過度な負荷を与える動作を繰り返す人は、同じ組織に相当なストレスを与えることになるので、痛みを生じさせてしまう。

アスリートに痛みの悩みが付き物なのは、激しい動作の繰り返しによって強い負荷がかかるからだ。

ただ座っているだけの姿勢でも、椎間板内圧の変化から見た腰の負担は、立っている時の1.4倍、前かがみで座ると1.8倍の負担にもなっている。

今あなたに、痛みや不具合がなくても、座っている時間が長いなら、その予備軍に入っている可能性も否定できないだろう。

座った時の姿勢に意識を向けることで、あなたの未来の健康に役立てて欲しい。

続く。


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