座る姿勢を変えて、健康な身体を手に入れよう①
- hikarilaboratory
- 2021年5月31日
- 読了時間: 2分
~不良姿勢がもたらすもの~
座っている時間が長くなることで、腰の痛みや肩こり頭痛などの不調を感じる方が、増加している。
長い時間座っていると姿勢が悪くなりやすく、背骨が曲がり、顔が前に出て、前かがみの不良姿勢になる方は多い。
例えば、
前かがみの姿勢を続けると、
・胸郭の圧迫による呼吸の行いづらさ
・内臓の圧迫負荷の増大
・集中力の低下による学習効率の低下
・猫背の悪化(外見上の問題)
・痛みの発生(頭痛・肩こり・腰痛・靭帯(じんたい)損傷・椎間板ヘルニア・骨折・五十肩など)
・血行不良
・神経損傷 麻痺の出現
などのような問題に繋がっている。
あなたの今の姿勢は、これまでの積み重ねだ。
座っている姿は、立つ姿や歩く姿、他の動作にもつながり、影響を与えている。
人はそれぞれに身体の動かし方の特徴を持っていて、無意識に同じような姿勢や動きのパターンを、毎日毎日、何度も繰り返している。
あなたの日常生活、趣味や運動によって、幾度ともなく繰り返される姿勢や動作のパターンが、
ある靭帯やある筋肉、椎間板などの組織に、常態的に、頻回に、過度なストレスを与えているかもしれない。
耐えきれないストレスがかかった組織は、やがて損傷し、痛みの発生に繋がっていく。
過度な負荷を与える動作を繰り返す人は、同じ組織に相当なストレスを与えることになるので、痛みを生じさせてしまう。
アスリートに痛みの悩みが付き物なのは、激しい動作の繰り返しによって強い負荷がかかるからだ。
ただ座っているだけの姿勢でも、椎間板内圧の変化から見た腰の負担は、立っている時の1.4倍、前かがみで座ると1.8倍の負担にもなっている。
今あなたに、痛みや不具合がなくても、座っている時間が長いなら、その予備軍に入っている可能性も否定できないだろう。
座った時の姿勢に意識を向けることで、あなたの未来の健康に役立てて欲しい。
続く。

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