姿勢のポイント 〜顎を引く〜
- hikarilaboratory
- 2017年7月3日
- 読了時間: 2分
姿勢のポイント
〜顎を引く〜
スマートフォンを見る姿勢が、多くの方が、『アゴ』出過ぎてます。
正確には、上位頸椎が前方に移動し過ぎています。
電車の中で見渡すと、多くの方がスマートフォンを片手に持っていますが、その姿勢が本当に酷いです。。
ほとんどの方が、アゴが出て下に落ちてます。
こちらにかなり酷い肩こりで来られる方も、皆さん姿勢に問題あります。。
横から見たときに、耳 と 肩 と 股関節(大転子) が一直線になっているのが、良い姿勢です。
横から見たときに、肩に比べ、耳が前に出過ぎている方をよくお見かけします。
これでは、クビの後ろの筋肉に負担がかかって、肩こりも生じますし、
ひどい場合は、頸椎間(椎間孔)から出る神経に損傷を与えることもあり、肩や手の痺れや感覚障害、筋力低下につながることもあります。
もっと、酷い場合には、脊椎の中を通る神経の通り道(脊柱管)が狭くなり、歩けなくなることにつながることも。。
人によって、肩が中に入って背中の上の方が丸まっていたり、背中は比較的伸びているけれど、少しだけ頸椎が前方に位置していたりと、パターンは違うのですが、頸部や肩に負担のかかる姿勢となっています。
かなり意識しないと、歳を重ねるにつれ、姿勢は徐々に悪くなり、痛みや他の症状が出やすくなります。
脊柱管狭窄所などにより神経症状が出るのは、姿勢の影響が顕著になってくる50代後半から70代くらいです。
一度、クビを長くしてアゴを引くことを 少し意識してみてください。
(アゴをひくと腹部に収縮が入り、姿勢が良くなりやすいです)
横から見たときに、耳・肩・股関節が一直線になるように座るように意識してみてください。
ただ、無理やり正しい姿勢をとろうとすると、すでにご自身では動かせない脊椎の周囲に過負荷となり、痛みが生じることがありますので、痛みのない範囲で、少しずつ意識してみていただけたらと思います。
身体に意識を向けることは、未来への健康投資です。
不健康へのリスクを減らすためにも、意識を向けてみませんか。
hikari整体サロン staff hikari
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