姿勢のセルフチェック〜立ち姿〜
- hikarilaboratory
- 2017年7月13日
- 読了時間: 2分
姿勢は 自分では分からない
〜姿勢のセルフチェック・立ち姿〜
「膝、やっぱり曲がってました!意識してみたら、ホントでした。」
前回の施術の際に、
立っている状態で、常に 膝が少し曲がっていること、
歩行中に、本来なら伸びるべき時に、膝が伸び切らずに、常にほんの少し以上曲がった状態で歩かれていること、等
現在の状態を説明し、立ち方と意識するポイントをお伝えいたしました。
この方の場合は、
臀筋(お尻の筋肉)が弱化し、大腿四頭筋(太ももの前面筋)が優位に働いていること、重心位置の関係から、肩甲帯上部に過負荷がかかっています。
施術では、働きにくくなっている太ももの後ろ側のハムストリングスという筋肉のお尻に近い部分が働きやすくなるよう筋線維に垂直に刺激をいれ、腹部の収縮を促して腹圧のコントロールを行いました。
また肩甲帯特有の問題(来店のきっかけとなった痺れの原因箇所)にアプローチした後に、
痛みや痺れの改善と再発予防に、上記の姿勢の調整を行いました。
再訪時に、
「言われた時はわからなかったですが、意識してみると、普段、膝、やっぱり曲がってました!」と。
立ち姿勢から意識してもらうことと、お伝えしたポイントを意識してくださったようで、歩行時に伸びるべきときに膝が伸びるようになり、お尻の筋肉も働き、
下向きだったお尻が上に向いています。
横から見て、
・耳
・肩(肩峰)
・股関節(大転子)
・膝(前から1/3)
・足首(くるぶしの2cm前方) が
まっすぐだと、良い立ち姿勢と言われます。
多くの方によく見られる、横から見たときに、重心線に比べ
股関節は前方に、肩は後方に位置し、
腹筋とお尻が弱く、下部の背筋が優位になっている状態から改善がみられました。
(必ずしもこの姿勢の場合に、こうなっている訳ではありません。)
痺れも前回施術から、再発していないとのこと。良かった。
姿勢(バランス)の戦略は人それぞれで、過負荷となる組織や働きにくい筋が変わってきます。
筋や靭帯含め局所に、固有の問題がある場合に、
無理やり正しい姿勢にすると、首や腰に痛みが出現することもあります。
局所の問題を取り除くことと、無理のない範囲から意識してみください。
ズキっとする痛みが出たら、余計に悪くなりますので、必ず止めてくださいね。
一度、鏡で、もしくはどなたかに、立ち姿を見てもらって、意識してみてはいかがでしょうか。
hikari整体サロン 050-3701-1313 hikari.laboratory@gmail.com http://hikarilaboratory.wix.com/hikari-salon
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