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努力の方向性

先日、患者さんより

「復職の許可が(産業医から)おりました」

と嬉しい報告をいただいた。

転倒の危険性が高く、11月末までに(歩けていた)4月の状態に戻って来てください。と10月より休職させられることとなってしまった。とのことで。

二度目の脳出血発症から1年半で復職したが、徐々に歩けなくなり、

1時間半の電車通勤が困難となり、家の前から会社までタクシーを利用し通勤とされていた。

集中トレーニングをお受けすることとなり、

1ヶ月半で4月の歩行状態に戻ること(電車通勤が杖歩行で出来るようになること)

が目標となった。

初めてお会いした際は、座っていても右に傾き、手で支えなければ座位を保持できないほどのバランスで、度々転ばれていたそうで、実際、いつ転んでもおかしくない状態だった。

関わる中で、物凄く努力される方だということを知ります。

お伝えしたセルフトレーニング以外にも、その日行ったトレーニングを自主的に行ってきてくださったり、日常生活で意識してほしいと伝えたことは確実に取り組まれていた。

身体をみれば、影の努力は全てこちらに伝わります。

ご自身では分からなくとも、筋肉のバランスや姿勢制御が変わっているの、

すぐに分かります。

その想いの強さと影の努力に、こちらが何度も心を打たれました。

携わる以前も、週3回の介護保険を利用した訪問リハビリと自主トレを毎日1時間程度行っていたそうで、こんなにも努力して、それでも徐々に歩けなくなり、何度も転び、その度にご自身の方法で努力して、それでも動けなくなっていく過程は、本当に堪らなく悔しかっただろうなあと、胸が詰まります。

産業医面接の前日に、

「昨日、歩いて計ったら、4月と同じ速度になっていました」

と教えてくださり、その翌日、

「問題なく復職許可がおりました」と報告くださった。

「もっと良くなりたいので、これからもお願いします。

僕で論文書いて良いですよ。ブログももちろん。」

とのお声をいただきましたので、早速ブログに書かせていただきました。

ありがとうございます。

嬉しい気持ちを、こちらが本当にいただいております。

ありがとうございます。

もっともっとお応え出来るよう精進して参ります。

ご自身ではどうにもできない身体の状態があります。

筋肉の調整や脊椎のアライメント調整。姿勢制御の方法 など。。

努力する方法が間違ってしまえば、良くなるものも良くならない。

量よりも質が本当に大事なんです。

hikari整体サロン 050-3701-1313 hikari.laboratory@gmail.com http://hikarilaboratory.wix.com/hikari-salon

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